かかとの角質が知らずしらずのうちに硬くなっていませんか?
特に乾燥する冬やサンダルを履いて素足になることが多い夏場にかかとは固くなりやすいものです。
そんなカチカチかかとやひび割れに悩む女性も多いですよね。かかとが割れてくるとストッキングがひっかかってしまったり、かかとを見られないようにヒヤヒヤしたり。なにより痛みが伴うこともあり苦痛ですよね。
今回はかかとの角質肥厚に悩む女性におすすめのケアグッズと硬くならないための対処方法についてお話していきたいと思います。
目次
かかとが硬くなる(割れる)原因
足裏のかかとなどが硬くなる理由は「角層が厚い」ためです。
かかとは足裏の中でも一番体重が乗る場所なので、体全体の体重を支える事に耐えられるように角層が厚くなっています。
ですが本来の厚さに加えてかかとの角質はその他の皮膚の角質とお比較してもさらに厚くなりやすい部分でもあるのが特徴でこのことを「かかとの角化」といいます。
かかとが角化しやすくなる理由
- 加齢
- 乾燥
- 疲労
- ストレス
などによってターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちるまえに新しい角質が重なり、だんだんと硬くなってしまいます。その現象が「角化症」のはじまりです。
かかとが角化した時の対策(ケア方法)
保湿とマッサージ
かかとが硬く角化してしまったら、まずは保湿オイルや保湿クリームを塗って様子をみます。角質層にすり込むように、マッサージするようにケアしましょう。
1週間〜2週間程度ケアすると徐々に改善されていきます。
角質を削る
足用のヤスリや軽石で入浴時に角質をふやかし、削ることで肥厚して硬く分厚くなった角質を取り除くことができます。
硬くよろいのように熱くなった角質を削ると柔らかくなります。丁寧に優しく少量だけ削り、保湿クリームやオイルを揉み込みます。
ですが角質を削るのは「やり過ぎは厳禁」です。削りすぎてしまうと皮膚が防御反応を起こすため、皮膚は逆に厚くなってしまいます。
*角質を削るコツ*硬い表面の角質だけを、やさしく丁寧に同じ方向へやすりをかけます。
おすすめの角質ケア保湿オイル
角質をケアする保湿オイルでおすすめなのがホホバオイルです。
かかとや長時間パンプスを履く事による足裏の角質肥厚にホホバオイルを使用するのは美容家の間では非常に有名です。
ホホバオイルは人間の皮脂膜と同じ性質を持つオイルで、この成分を「ワックスエステル」と言います。そのため、かかとがひび割れてしまった足裏のケアにもとてもおすすめなのです。
また、ワックスエステルはバリア機能の効果も期待できます。
ナチュラルオーケストラホホバオイル
ゴールデンタイプのホホバオイルで入浴後等に足裏を揉み込むのがおすすめ。
硬いかかとやひび割れたかかとに皮膚と同じと言われるワックスエステルという成分がしっかりとケアして健やかにととのえます。
2機関の厳しい基準をクリアし、100%オーガニックの認定を受けた世界最高品質のホホバオイルです。お試しサイズの34ml〜210ml、ギフトセットなど様々な種類があり、硬いかかとの角質ケアにはとてもおすすめです。
おすすめの角質ケア保湿クリーム
固くなった角質やひび割れにはホホバオイルやシアバター入りの保湿ボディクリームもとてもおすすめです。
天然シアバターをたっぷりと配合した「天然保湿成分シアバター100%」の保湿クリームで顔から全身の保湿ボディケアができる優れた保湿クリームです。
ボディの乾燥全てに使用できます。
天然シアバター本来の良さを引き出すため、保存料などの添加物を一切使用しておらず人肌程度の温度になって柔らかい状態になりデリケートな肌でもよく飲み使いやすいのが特徴です。
低刺激でお肌にとても優しく赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用することができます。
それでも改善されずに痛みを伴う場合は、皮膚科を受信するのがおすすめです。角化やひび割れ具合によって治療を行いましょう。
保湿ケア+かかとソックスで最強のケア!
かかとの保湿クリーム(フットクリーム)でケアした後はしっかりとガードして密封状態を作ります。
そうすることで保湿効果は格段に向上します。また生活にも支障をきたさず快適に過ごすことができるのでおすすめです。
特に爪先のないかかと専用ソックスだと使い勝手がいいのでおすすめですよ。
かかとは婦人科のツボが詰まった部分ともいわれていますのでかかとソックスを履くことで婦人科系トラブル予防にも効果的です♬
かかとの皮膚はターンオーバーに約120日かかる
かかとの皮膚部分は、肌の新陳代謝が遅く(約120日4ヶ月かかると言われています)ので古い角質が蓄積しやすく、ケアをしないとどうしても硬くなってしまう部分です。
顔の角質層は約0.02㎜に対して、かかとは約2㎜程となんと100倍の角質層。そのため他の皮膚よりもターンオーバーが遅く角質が厚くなりやすいのです。
また冬は、空気の乾燥がかかとの角質肥厚を加速させてしまうため、角層がさらに厚くなります。
そのため硬く肥厚し角化した部分のかかとはひび割れてしまったり亀裂が生じたり、ひび割れがひどいときには血が出てしまうこともあります。
かかとが硬くなる原因
着飾って、仕事で、「ヒールやパンプス」「サンダルやミュール」を履くと、かかとがガチガチに硬くなった…、という経験をしたことがある女性も多いのではないでしょうか?
女性の足裏はデリケートですが、負担もかかりやすい生活環境に置かれています。
そんな女性のかかとが硬くなる原因が「ヒールやパンプスなどのインソールが硬い靴」「足裏の乾燥」です。
かかとが乾燥した状態や靴のインソール部分が硬く一箇所に体重の負担がかかってしまうとガチガチに固くなります。そのため、しっかりと保湿とマッサージケアを行うのがすべすべで柔らかい「赤ちゃんかかと」を作るにはとても効果的です。
足の裏は汗をかきやすいけど保湿が必要?
足の裏は汗をかきやすいと感じる人も多いでしょう。
足裏には汗腺という汗が出る線はありますが、皮脂が出る”皮脂腺”がありません。(ちなみに手にも皮脂腺はありませんので手のひらから皮脂が出る事はありません。)
そのため、足裏はサラサラとしていて水分維持されずに常に乾燥している状態になることで古い角質がターンオーバーされず蓄積されていきます。そして水分維持されないことで併せて乾燥も悪化して「角質肥厚+乾燥ひび割れ」が起こります。
足裏が乾燥すると特に角質が厚くなります。
*体重の負担も加わりさらに角質層が厚くなる人も居ます。
かかとの硬いガサガサ!お家でできるケアまとめ
お風呂上りには、しっかりバスタオルなどで水分を拭き取ったあとに、足裏全体にクリームやオイルを毎日塗って就寝しましょう。
この保湿習慣を作ることで足裏を大きく変える事ができます。
軽石ややすりでこすり過ぎずに保湿をしてあげることが大切です。
常に美しくしていることは、心にも余裕ができ、日頃の振る舞いにも輝きが生まれます。
そしてその余裕と輝きはとても魅力あふれるものとなることでしょう。どんなときでもパンプスを脱いでもきれいと言われるような、美かかとをキープしておきたいもの。