0歳。
0歳の頃から絵本を読んでも、意味がないかな?と感じますか?0歳でも早すぎるということはありません。
0歳は絵本の読み聞かせに対して当然ですがママの言葉を理解しているわけではありません。反応もあまり無いことのほうが多いでしょう。でも体中の色々な感覚をでママの声、音の響き、絵本の色彩を感じ楽しんでるのです。
0歳児も、耳と目で心地いい良いリズムをしっかりと感じってくれます。0歳児からお子様に絵本を語りかけるように読んであげましょう。
目次
0才児向け絵本の選び方
0歳では、まだどんな絵本が好きなのか、そのためどんな絵本を選べば良いの?「うちの子にはどんな絵本がいいかな?」と絵本の選び方に迷ってしまいますよね。
ポイント①反応するもの
0歳児では何に興味を持っているのかまだよく掴めなくても、嬉しい反応、楽しそうな反応を示してくれる絵本があります。色がたくさんからフルなものによく反応してくれるのか?仕掛けのようなものに反応を見せてくれるのか、お子様をじっくりと観察してみて。
お子様興味を持つものが成長の背中を絵本がそっと押してくれます。
生後数ヶ月〜のねんねのころにおすすめの絵本
赤ちゃんには、どんな絵本を読んであげたらいいのか…。とくにねんねの頃には、理解はできているのかな?まだこの絵本は早すぎるかな?などと迷ってしまいますよね。
赤ちゃんにはママのお腹の中にいる頃から聴力が備わっていると言われています。そんなねんねの頃には音やリズム感を感じることができる絵本がおすすめです。
じゃあじゃあびりびり
赤ちゃんのファースト絵本として人気の「じゃあじゃあびりびり」は、絵本作家まついのりこ先生の“まるで魔法の絵本”とも呼ばれている1冊。1ページに、一つの音、小さなサイズの絵本の中に赤ちゃんが喜ぶたくさんのの”おと”が詰まっています。
初版は1983年刊のロングセラーで「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」などリズミカルで楽しいフレーズと絵。音を感じることで”もの”を認識していくことができます。
0歳児の絵本選びに迷っているならまずこの1冊、と言えるおすすめの絵本です。
とても吟味された擬音語が選ばれているんですよね。
破裂音や濁音、高音・低音、やさしい音・・本当にステキな絵本です。0歳の赤ちゃんに絶対お勧めです。
ごぶごぶごぼごぼ
「ごぶごぶ」「ごぼごぼ」「ぷぷぷ」などの音(言葉)の響きや音感とまた、色あざやかなオレンジ、ブルー、黄色、赤の丸が登場して動く、赤ちゃんがとても楽しいと感じる1冊。
大人にとってはなんてことないただの丸でも赤ちゃんが強烈に惹かれる何かがあるのです。また、どのページにも丸い穴があって、めくるたびに不思議な魅力に引き込まれます。なんども繰り返し読んでも不思議さが止まらない0歳児に人気の絵本です。
初めてごぶごぶごぼごぼを娘が読んだ時、いつもはあまり笑わない子ですが、声をだして大笑い。本当にびっくり。買ってよかったです。
目の前に出すと、毎回手をのばしてよこせよこせと、ほしがります!厚紙タイプなので、破いたり、ちぎって食べちゃうこともなく安心して持たせて居られるのも嬉しい(笑)。
0才児のココロをがっちり掴むおすすめの絵本
もいもい
もいもいもいは、0歳児向け”東京大学あかちゃんラボ発”の話題の絵本です。あかちゃんといっしょに、開発&作成された あかちゃんのための絵本。
大人には馴染みのないもいもいもーいといったフレーズとカラフルな絵。ですが実はコレ赤ちゃんにとってはとっても魅力的!
赤ちゃんがじっーとくぎづけになって夢中でもいもいを指差して遊びます。
2ヵ月頃の赤ちゃんにはまだ「?」のようだと言った意見も多いようですが、4ヶ月頃からはページを捲るたびにもいもいを目で追ったり指差したり、笑ったり。1歳を過ぎてもずっと興味をもってみているといった意見も多い。
赤ちゃんのことを計算し尽くした究極の1冊です。
この本は赤ちゃんのココロまで踏み込んでいるように感じます。
赤ちゃんとそばにいるお母さんや、新しい出合いを表現していて、心をくすぐる絵本になっているようです。
寝返りやおすわりのころ〜におすすめの絵本
いないいないばあ
作家松谷みよ子先生のいないいないばあは、ねんねの頃をすぎ、おすわりができるようになった頃からの0歳児におすすめの絵本です。
読むとあかちゃんがたちまち笑顔になると評判の絵本で1967年初版の大ロングセラー記録を更新中!
動物たちが登場して「いない いない ばあ」と繰り返していく、シンプルな内容ですが大好きなお母さんのいないいないばあにお子様もきゃっきゃきゃっきゃと大喜び。
お子様とのコミュニケーションをとることができるので、お母さんにもおすすめの一冊です。
いないいないばあが大好きな0歳児の娘に、この本を読み聞かせ。「ばあ」のところで、私が笑顔でオーバーに読むと、娘はニコニコ。絵本って、親が楽しまなければ、子どもの心には響かないのだなぁ。
おつきさまこんばんは
1986年の発売から、多くの赤ちゃん、お母さんに支持されてきた人気の絵本。林明子先生の代表作のひとつにも数えられる「あかちゃん絵本」です。
まあるくって、きれいなお月さまを赤ちゃんはまるで不思議なものをみているかのように釘付けに。赤ちゃんにとって不思議で面白いお月さま、その前を横切っていく不思議な雲。
優しく語りかけるような穏やかな0歳児向けの絵本です。プレゼントにもおすすめです。
この絵本が大好きで、「読んでほしい」とアピールしてきます。ぐずって泣いてても、「おつきさまこんばんは」と読み出すと泣き止んでニコニコと静かになります。今では娘のお気に入りの1冊です。
購入前に表紙に釘付けになって手放さなかったので購入してみましたが、正解!なんどもなんども読んでも繰り返し読んでほしいとせがんできます。まだ6ヶ月ですがまるでストーリーの意味がわかっている可のような反応にも感激です!
どうぶついろいろかくれんぼ
どうぶついろいろかくれんぼはいしかわこうじ先生さくの作品で、穴の空いたページをめくるたび隠れていた様々な動物が登場!
カラフルな色彩は、赤ちゃんのココロをギュッと掴み離さない話題のおすすめ赤ちゃんしかけ絵本。
つぎは「なにかな〜 なにかな〜?」とお子様に問いかけながら親子で一緒に楽しめるの0才児とのコミュニケーションをつなぐツールとしても役立ちます。
読んで、聞かせる「絵本の効果」
生まれたばかりの0歳児のママは、バタバタ忙しく絵本の読み聞かせがためになるといわれても、ゆっくり絵本を読む時間をつくるのもなかなか難しいものです。
0歳児の絵本には2種類あって、ねんねの頃におすすめの絵本、そして寝返りやおすわりができるようになった頃におすすめの絵本。
お子様にあった絵本でコミュニケーションをとれるといいですね。
想像力を豊かにする補助に
絵本を「みて、読んで、感じて。」絵本の中にはたくさんの物語が詰まっています。0歳児向けの絵本は、たくさんのしかけや、リズム、目で楽しむ色彩を意識して選ぶと良いでしょう。